★小網代の森と干潟、白髭神社をガイドしました。歩くエコツアー
こんにちは、
楽しく歩くエコツアーデザイナーで
公益社団法人日本山岳ガイド協会認定登山ガイド ステージ?の
有吉寿樹です。
感染症緊急事態宣言解除後に
三浦半島の小網代の森と干潟、白髭神社
をガイドしました。
2019年台風15号以来の開放日と重なり、
しばらくぶりの様子を楽しみにしながら、
案内しました。
東京都神奈川県在住の方限定
でお誘い差し上げました。
感染症対策のガイドラインに則った
先日のガイド引率の反省に基づいて
再度工夫しながらのガイド引率となりました。
住宅街から小網代の森に入ると、すぐに
メジロ、ウグイス、ホトトギス、ガビチョウなど
野鳥のさえずりがにぎやかになり、
住宅地と保護区の森のギャップに驚いていただきました。
稜線の森には、タブノキが満開で
さながら巨大なブロッコリーのようでした。
草原にはハンゲショウの群落が繁っていました。
やなぎテラスのジャヤナギ(オオシロヤナギ)群落は
日本ではクローン繁殖していると考えられています。
ジャヤナギの増え方を実演しました。
えのきテラスのご神木エノキには実がついていました。
サルカニ合戦のカニのモデル、
アカテガニで小網代の森は有名ですが、
アカテガニは夜行性ということもあり、
出会えるのは難しいだろうとお知らせしつつも
森と草原の境目などを気にかけましたが、
出会えませんでした。
干潮時間に合わせた行程を組んだので、
青色が美しい、小さなチゴガニのダンスを
じっくり楽しんでいただきました。
アカメガシワの落ちた花の隙間で踊るチゴガニたちの
ダンスは、幻想的でした。
例年なら一面のカニたちのダンスで賑わう干潟は、
昨年の台風の影響か、栄養価の高い表層泥の喪失厳しく、
チゴガニ、ヤマトオサガニ減少しているそうです。
成長の遅れもすこし目立っているとのお話しでした。
前に歩くカニ、マメコブシカニが
前に歩ける理由と餌の食べ方を紹介しました。
ベニシジミが数多く舞っていました。
夏型、春型、混ざっていました。
アサヒナカワトンボの
オレンジ色の羽の美しさを楽しんでいただきました。
参加者から
「3ヶ月ぶりに自然の中を歩けて、
気分がスッキリとした達成感がありました。」
との感想をいただき、皆様のお役に立ててうれしく思いました。
やはり免疫力アップには、
自然の中を歩くことも効果大きいことを実感しました。
次回は6/13土
御殿峠→鶴見川源流
6/27土
鎌倉アルプスと横浜自然観察の森
です。
内容のお問い合わせ、気になる点は、気軽にご連絡くださいませ。
冷凍マグロトラックが三崎港から卸問屋に到着し、
荷卸し作業中に遭遇しました。
その扱いと騒々しさは、
石を扱っているようで、迫力ありました。
作業の方は、安全長靴を履いていました。
確かに冷凍マグロがくるぶしに誤って当たると
骨が折れそうですね。