★御嶽山「噴火災害、あの日からの写真展」長野岐阜県境歩くエコツアー
こんにちは、
歩くエコツアーデザイナーの有吉寿樹です。
4年前の2014年9月27日の長野岐阜県境の御嶽山噴火
は覚えていますでしょうか?
御嶽山噴火の遺品とか写真とかを集めた写真展を
目黒で行っていると聞きました。
御嶽山の噴火は、私に強烈な反省を残しました。
登山ガイドは、沈静している静かな火山の登山でも、
その動向を注意して引率しなければいけない
と私は強く反省した噴火になりました。
そして2年前2016年に御岳山に登って噴火当時に思いを馳せました。
再びこの反省を見直す機会に恵まれました。
青空を背景に写真の傷のように写る点々は、空中を飛ぶ噴石と思われます。
その数、大きさ、伝わってくる勢いに衝撃を受けました。
亡くなった方のほとんどの死因は噴石によるものだったそうです。
2014年9月27土の噴火で遭難するしないの違いはどこにあったのか、
噴火で遭難するしないの違いについて、
御嶽山を歩いて感じたのは、
そこにほとんど差はないのではないかということです。
それだけに事前の自然条件の情報収集と危険を素直に意識することが、
遭難する確率を少しでも少なくするのだと感じました。
今回の写真展見学では、その反省に加えて、気づいたことがありました。
御嶽山が火山であるという情報提供アピール作業が御嶽山地元に足りなかった。
それを行っていれば、噴煙見たらすぐに防御する行動に移れた登山者が少しでも多くなって、
被害を少なくできたかもしれません。
今後はこの点も意識しながら登山情報収集を心がけるようにします。
山びこの会「御嶽山噴火災害、あの日からの写真展」
4年前の噴火から続く信濃毎日新聞ニュース特集
「御嶽山噴火」