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★登山ガイドもしている医療従事者が、現在登山をしてほしくないと願う理由

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    こんにちは、

    楽しく歩くエコツアーデザイナー

    の有吉寿樹です。

     

    登山が現在好ましくないことについて、

    具体的なリスクと理由の連絡が

    公益社団法人日本山岳ガイド協会からありました。

     

    私は納得できましたので、皆様にも共通する内容を

    抜粋して共有したいと思いました。

     

    その要点は、

    「3つの密の対策すれば、登山はリスク低い」

    という時期は過ぎ去り、

    「医療資源が安定しないと、登山はリスク高い」

    という時期になったということだと思います。

     

    でもワクチンはいずれできて、

    安心の未来は来るはずですから、

    終息後にまた皆様のご希望に沿って

    お役に立つこと事を願っております。

     

    「この度、公益社団法人日本山岳ガイド協会の活動に関わってきた医療従事者という立場から皆様にあらためてお願いしたいことがあります。

    まず、新型コロナウィルスについて知って欲しいことがあります。

    新型コロナウィルスに感染しても無症状の人がかなりの割合で存在していることが分かってきました。

    驚くことに、無症状であってもウィルスを排出するのです。

     

    また、よく知られている季節型インフルエンザと比べて、感染してから発症するまでの潜伏期間が長く、発症してからは、よほど短期的に死亡する以外は、長期間の入院が必要になります。

    従って、新規の発生患者を極力抑えることが出来ないと、病院のベッドは退院出来ない患者で埋まり続け、その結果、医療崩壊を引き起こすのです。

     

    さらに、一般的な症状(発熱、だるさ、咳、味覚嗅覚障害)の有無だけでは、このウィルスによる感染症を否定することはできないのです。

    当初は軽い風邪症状でも、その後、呼吸が苦しくなり数時間で酸素投与が必要な状態になる事もあります。

    呼吸苦は新型コロナウィルス感染症ではなくとも心不全や喘息、高山病などでも生じます。

    しかし、野外環境においてこれらを見分ける事は不可能です。

    逆に言うと、山行中に呼吸困難を認めレスキューを要請した場合、全ての事例において新型コロナウィルス感染症疑いとして救護者に感染防護が求められるのです。

    そのため、ヘリコプターによる搬送は、防災、警察問わず、新型コロナウィルス感染症が疑われる場合には原則的に不可能なのです。

    最悪の場合、救助されない可能性があります。

    万一、救助されたとしても、ただでさえ危険な業務を行なっているパイロットや救助隊員をより一層感染暴露という危険に晒すことになります。

     

    怪我だけなら大丈夫というのも大きな誤解です。

    山岳遭難事例ではないですが、怪我で運ばれた傷病者が入院後の検査で新型コロナウィルス感染症と判明し、関わった医療従事者が自宅待機を余儀なくされるという事例が実際に生じています。

     

    このように、我々は、非常に厄介なウィルスと対峙しているのです。

    先般、日本救急医学会から、全ての救急搬送症例に対して新型コロナウィルス感染症として感染防護をするように勧告が出されました。

    救急患者を受け入れる度に、枯渇しつつある防護服やマスクなどの医療資源を大量に消費されます。

    レジャーを目的とした登山に、この危機的状況で防ぎえる怪我や病気を発生させていいわけがありません。

    自分は感染しているかもしれないという一人一人の気持ちが大事です。」


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