★飯田線秘境駅田本駅→大峰山城跡へ歩くエコツアー 最も近い集落へ登山靴で標高差150mを歩くしか手段がないのが魅力 秘境駅ランキング上位、静岡愛知長野3県境

田本駅(左)と駅と集落に通じる唯一の道(右)

「秘境駅ランキング」常に全国上位のJR飯田線田本駅。
駅なのにそこにたどり着く道は、山道しかありません。したがって乗降客がほとんど皆無にもかかわらず、それでもひっそりとそして逞しく存在している駅です。存在自体が謎にあふれています。きっと、あなたの日常からかけ離れた独特の空間です。

人気の秘境駅田本駅で降りて、秘境ぶりを満喫。最も近い集落へ歩くしか手段がない驚きとともにサクラの季節の集落を過ぎ、中世山城跡からの展望。

秘境駅に、その歴史と風土を感じられる「何か」を探します。秘境駅の過去には、その周辺に必ず人々の生活の営みがありました。

駅の時間が止まったような何とも例えがたい静けさ、山奥の陸の孤島のような落ち着き、味のある駅舎、人のいない贅沢さを堪能します。

目次

秘境駅の楽しみ方は∞無限大、行って見なければ何があるかわからない

駅に降りて駅舎を見るだけが秘境駅の楽しみではありません。
秘境駅の周辺の空間をできるだけ広く感性で感じることが楽しみ方です。
ホームの端から端に歩いてみたり、駅舎をすみずみまで観察したり、離れられるところまでうろうろして、どんな雰囲気の場所なのか、本当に「秘境」なのか、自分の感性で判断してみる。駅よりも小高い場所があったら登って見下ろす。
最も近い集落に歩いてみる。

緑の森のなかに地図には描かれていないけもの道なのか登山道なのかわからない道が潜んでいるのを見つける。

あるはずの橋が崩落して、先に進めなかったりする。

これだけするだけでも秘境駅での滞在は楽しく、時間が足りない感覚になることでしょう。

秘境駅周辺の空間だけでは、その不思議な空間のわずか表面だけをなぞっているにすぎません。全ての駅には開設された理由が必ずあります。

ただ秘境駅周辺だけではその不思議な空間のわずか表面だけをなぞっているにすぎません。最も近い集落まで歩いてこそ見えてくるものを体感します。集落への道のりの不便さを味わいながら、集落のこれまでの流れをたどり、日本の社会を振り返ります。全国的な産業構造の変化で、地域の産業が廃れ、若者の就職と定住ができなくなった、高齢化の現実です。秘境駅に降り立ち、最も近い集落までの道を歩くことで、その現実さえも残された時間が限られているという運命が感じられてくるでしょう。

加えて、時間が止まったような何とも例えがたい駅周辺の静けさ、山奥の陸の孤島のような落ち着き、味のある駅舎、人のいない贅沢さを堪能します。

あふれる大自然、雑多な日常で忘れていたあなた自身の心の豊かさ、若き日の懐かしい記憶、それらを取り戻すことができる空間が秘境駅にはあります。

昔栄えた駅と集落の間を人が通った道、人が暮らしていた痕跡、今の暮らしの様子をなぞって歩きます。

登山靴必要です。

秘境駅とは?魅力のまとめ 達成感はとてつもない

鉄道の駅は、本来、鉄道がただ停車するだけでなく、そこを中心に人々が行き交い、街の発展と観光の促進に大きな役割を果たしているはずなのに、一方で断崖絶壁、深い山中、無人の原野など、およそ人が簡単にたどり着けないような場所にも駅が存在します。そういった駅は、普通列車までも多くが通過していく駅であることが多いです。わずかに停車する列車でさえも誰も降りず、誰も乗らないのが日常の風景になっています。

多くの秘境駅は周囲に何もない「大自然の中」にありますが、一部の例外を除いて開業当初から秘境駅だったわけではありません。かつては周辺に集落がありました。商店、産業なども営まれていました。ところが近隣の鉱山の閉山とか、ダム建設による水没とか、何らかの理由によって過疎化が進み、駅の周辺が廃れたのです。そして駅だけが残されて、周りに何もなくなってしまいました。

その風景は一見「何もない」ように見えますが、視点を変えるといろいろ見えてきます。

秘境駅とは、駅の周辺の産業が廃れて、住民が去ったことで生まれた駅の形態です。希望という都会への巣立ちの裏にある、高齢者だけが取り残された土地、廃村が見えてくる定めの道、目を逸らしたくなるもの、思い出したくないもの、もはや地域を再興する術もなくなった重い現実があります。

深い山間の中、一世紀以上も昔に建てられた木造駅舎がどっしり構えていて、今では使われていない遺構が往年のにぎわいを彷彿とされてくれます。無人の原野にたたずむ板張りホームに、小さな待合室が厳しい風雪に耐えながらも健気に建っています。

駅の周りにある様々なものに興味を持ってください。そうすれば普段ではなかなか体験できない「発見」があることでしょう。

当然ながら秘境駅も利用者がいなくなれば廃駅への道をたどることになります。ひとたび廃駅になると、地図表記から消え去り、これまでの歴史と文化も失われ、さらに人々の記憶からも忘れ去られてしまうのです。消えゆく運命の中で、風前の灯のように、実はわずかに残された運命の時間を生きている存在が秘境駅です。幾多の年月を重ねてきて、独自の文化を残してきた秘境駅は、貴重な歴史の生き証人でもあるのです。

秘境駅を訪ねることは、未開の土地の探検と、未踏峰の登頂にどこか相通じるものがあるのです。

何もないということは?その困難さが秘境駅滞在の魅力になる

  • 駅周囲に民家と人の生活の気配が全くない。
  • もちろんコンビニなど商店も駅周囲にない。
  • 車で駅にアプローチできない。歩いてしか駅に近づけない。登山道しかないこともある。
  • 日影が少ない。
  • 冷房がない。

秘境駅が県境に多い理由

山岳地帯だからだけではなく、昔は国の境目でした。
だから文化圏が根本的に違います。だから往来が少ない。
明治時代になって都道府県ができても状況は変わりませんでした。
往来が少ないところには当然人も住まないから栄えない。
列車交換で必要だからと駅ができるという訳です。

注意してください①必携の持ち物

●十分な飲料水
秘境駅周辺には水道など水場がないことが多いです。

●行動食/軽食
秘境駅周辺にはコンビニ、商店などがないことが多いです。

●帽子/雨具/虫除け/虫刺され薬
秘境駅周辺には十分な広さの駅舎がないことが多い。
そのため野外の天候に滞在環境は大きく左右されて、快適性が厳しいことが多いです。

●冬は防寒対策
秘境駅周辺には暖房設備はないことが多いです。

●トイレ用ティッシュと使用済みティッシュ回収袋(詳細は次の段落)

注意してください②秘境駅下車の直前に済ませておくこと

●下車直前にトイレを済ませておきましょう。長時間乗車の飯田線車内には、清潔感あるトイレがあり安心

秘境駅に公衆トイレはないことが多いです。
一方、秘境駅周辺は原野であることが多いので、見方を変えると秘境駅周辺全体がトイレということもできます。
不意な瞬間に備えて、トイレ用ティッシュと使用済みティッシュ回収袋を必ず持参しましょう。
使用済ティッシュを現場に残すことのないようにしましょう。

●腹ごしらえ

秘境駅に降り立つと、観るべくものがたくさんあります。

次に乗車する列車のため、案外時間は限られています。
長い待ち時間を持て余すということは、ほとんどありません。

いつゆっくり食べられるかどうかわからない状況ですから、前もって空腹感を予防しておきましょう。

注意してください③荒天だと秘境駅自体に長時間滞在することが危険

秘境駅にはトイレどころか待合室さえない場合も少なくありません。

先日、田本駅から田本集落を経て大峰山城へバリエーションコースで縦走するのをガイドする予定でしたが、荒天予報が出たので、中止にしました。

その時の判断基準は、大峰山城への登山は、問題ないが、秘境駅の田本駅に荒天の中、滞在することにリスクを見たからです。列車の遅延・運休が把握できにくい環境です。秘境駅は、そんな過酷な環境にあります。それだけに到達できたときは、感動することでしょう。

田本駅でぜひ試したいのは、解かりやすいやまびこ

飯田線秘境駅の訪問に役立つメディア↓

★足りない登山用品は今すぐ補充しましょう。

仲間がひろがる!心の健康も実感できる! 駅からハイキング

日時【追加設定】2021/11/13(土)
【追加設定】2021/11/14(日) 
※2021/4/17に引き続いて設定
集合場所JR東海道線
豊橋駅新幹線改札口前8:00

11/14(日)分は田本駅に直接集合です。豊橋駅の集合時間はありません。豊橋駅発は8:11天竜峡行き→田本駅着11:48を各自ご利用ください。
行程ーJR飯田線(各自払い)ー田本駅(12時頃/330m)…竜田橋から天竜川の展望…知られていないバリエーションルート…田本集落(470m)…大峰山城跡(742m)…田本集落…田本駅(解散/17:00頃)ーJR飯田線(各自払い)ーJR豊橋駅20:00頃
歩程約8㎞、
登り/下り各500m
補足※名古屋、東京方面への復路は、田本駅から飯田駅へ移動して、高速バス利用が早く戻れます。
※登山靴必要

体の健康に心の健康も欠かせません。自分の意志で、自分の脚で、自分の五感で体験することが心の健康と喜びに繋がります。せっかく歩くなら、仲間と一緒に目標をもって歩きたいですよね。おひとり参加がほとんどですので交流しやすく安心です。お好きな回だけ、途中参加も大歓迎!

感染症不安で外出できない方向けに、ライブ配信も予定しています。

※このシリーズの日帰り参加代1回3500円税込 

当日集金  予約してご参加下さい。

※同行リーダー 有吉 

※当日連絡先:080-8836-4433

――――――――――――――――――――――――――――――

※ハイキング用品以外に持参必要なもの 

①参加当日の体温計測を確認させていただきます。37.5度以上の発熱、その他体調のすぐれない場合のご参加をお控えください。
②マスク(または口と鼻を覆えるもの)、
③ジプロック(密封ゴミ袋用)、
④水と行動食(昼食各自)、
⑤あれば除菌ティッシュ、
感染蔓延防止のガイドラインへの取り組みに、皆様のご理解とご協力をお願いします。

※各有料見学箇所へは入場料金が別途必要です。

※できるだけ予約してご参加下さい。予約後の案内書発送はありません。 

※感染症状況、ツアー募集状況などの理由で日程が変更になる場合があります。参加予約されますと、変更の連絡差し上げますので便利です。 

※天候不良などの理由で直前に中止になる場合、コースを短縮する場合があります。

テーマで歩く登山とハイキング 離島を歩く、花見て歩く、歴史を歩く 楽しく歩く 歩くエコツアー「いきたび」

詳細はカタログをご請求くださいませ。↓

お問い合わせ/ご予約044-299-7464/054-251-4681 受付時間 9:00-17:00 [ 土・日・祝日除く ]

メールでのご予約とお問い合わせはこちら arukuecotour●hotmail.co.jp をコピペして、●の部分を@に変えてください。

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★秘境駅ランキング上位の飯田線小和田(こわだ)駅→浜松市塩沢集落へ歩くエコツアー 最も近い集落へ登山靴で標高差400mを歩くしか手段がないのが魅力 天竜川佐久間ダムの栄枯盛衰 静岡愛知長野3県境

「秘境駅ランキング」全国3位。
駅なのにそこにたどり着く道は、山道しかありません。したがって乗降客がほとんど皆無にもかかわらず、それでもひっそりとそして逞しく存在している駅です。存在自体が謎にあふれています。きっと、あなたの日常からかけ離れた独特の空間です。

素敵な出会いをもう一度!浜松市塩沢集落の魅力が伝わってきます。

https://look-douga.satv.co.jp/minogashi/ganbattemasu/p=1325

紅葉するとすごくきれいなんだわ。素敵な出会いをもう一度!浜松市塩沢集落の魅力が伝わってきます。

日時2020/11/14(土)
集合場所JR東海道線
豊橋駅新幹線改札口前08:05←7:30より変更
行程-JR飯田線(各自払い)-小和田駅(275m)…高瀬橋の様子(崩壊などで行けない場合あり)…塩沢集落(610m)…小和田駅(解散)-JR飯田線(各自払い)-JR豊橋駅18:00頃終了

名鉄豊川線 豊川稲荷駅乗り換えでJR豊川駅08:24発「天竜峡行き」に各自乗車で合流でも参加できます。
歩程約8㎞、
登り/下り各400m
補足登山靴必要

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